BMW i3試乗してきました。

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これから夏本番を迎えるにあたり、愛車であるBMW 325i Mスポーツのサマーシーズン・イン・チェックに行ってきました。

営業担当の方のご厚意で、待ち時間に電気自動車のBMW i3を試乗させていただきました。


電気自動車は、これまでに三菱のi-MiEVに乗ったことがありますが、i-MiEVの場合は『普通の軽自動車をを電気自動車にしましたよ』といった感じで、

エンジン音がしない
電気モーターによる電車のようなスムーズな加速
航続距離が短い

といったこと以外は、普通の車と変わりませんでした。

BMW i3の場合は、さすがに電気自動車専用設計といこともあり、今までの車にはない未来の車といった感じでした。
また、カーボンを使用した軽量ボディで、アクセルを踏み込めば強烈な加速も味わえます(笑)

 

ワンペダル操作が可能

i-MiEVとの最大の違いは、i3の場合はアクセルオフで完全停止までするというところです。
つまり、慣れてくればワンペダルでの操作も可能ということです。

最初のうちは、アクセルオフ時の急激な回生ブレーキに戸惑いますが、慣れてきて微妙なアクセルコントロールができてくると、とても快適な運転を楽しめます。
目標に向かって徐々にアクセルを緩めていき、停止時には完全にアクセルをオフにすることにより、ブレーキを踏むことなく完全停止できます。

 

アクセルオフの状態では進まない

Dレンジに入れても、アクセルを踏まない限り進みません。
なので、クリープ減少で発進することに慣れてしまっている方にとっては、発進時には必ずアクセルを踏む必要がありますので、慣れないうちは意図しない急激な加速になってしまうかもしれません。

利点としては、先日の木村拓哉さんの追突事故にあったような、ぼうっとしていて前の車に追突するようなことはありませんね。


こだわりの前後重量配分50:50

BMWと言えば、前後の重量配分が50:50にこだわり続けている自動車メーカーとして有名ですが、それはi3でも変わりません。
試乗車ですので、ワインディグでコーナリングを試すといったことはできませんでしたが(笑)、一般道でもハンドリングのバランスの良さは感じました。

 

航続距離は100kmくらい?

営業の方の話ですと、試乗車の航続距離は100kmくらとのことでした。
実際に充電が80%くらいの状態で、メーターの走行可能距離は80km前後でした。

正直、このくらいの走行距離ですと、通勤や近所の買い物以外のドライブで使用するのは、ちょっと怖いですよね。

但し、最新のモデルはバッテリー容量のアップにより、300~400kmくらい走行できるようになっているとのことでした。

試乗してみてとても楽しい車ではありましたが、それでもまだちょっと電気自動車は早いと感じます。
まずは、プラグインハイブリッドのように、電気自動車とガソリン車のミックスのような車が先のような気がします。
プラグインだとマンションのような住まいだと充電が厳しそうなので、日産ノートのようなシリーズ式ハイブリッドみたいな車が今はまだ現実的かもしれませんね。

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